エルデンリングはストーリーが進まない。なぜなら探索が楽しすぎるから!

Steam

2022年2月25日にFromSoftwareの最新作「ELDEN RING」が発売されました!
死にゲーと名高いソウルシリーズの後継作品であり、ファンにとっては待ちに待った待望の1作だと思います。
筆者も発売日から毎日遊び続けて、ようやくトロコンまでたどり着きましたのでその面白さをネタバレ無しでズバズバっと語っていきたいと思います!

なお、ストーリーのネタバレにならない範囲でゲーム内のスクショなどを貼っていきますが、世界観をお伝えするために各エリアの画像を含んでおりますのでご注意ください。

ソウルシリーズとは

ソウルシリーズとはFromSoftwareが開発する「デモンズソウル/ダークソウル」を始めとしたアクションゲームの総称です。死にゲーとも呼ばれるぐらい難易度が高く、数々のプレイヤーを苦しめたことでしょう。一方で、ソウルシリーズの1作品である「ダークソウル」は史上最高のゲームを決める「GOLDEN JOYSTICK AWARDS」で「Ultimate Game of All Time」を受賞するほど、全世界で人気のゲームです。

多様なエリアが待ち受ける広大なフィールド

ELDEN RINGは多様なエリアが複雑に絡みあう広大なフィールドを探索できることが特徴の一つです。廃墟群、毒沼、雪原や神秘的な建造物が立ち並ぶエリアなど、それぞれのエリアがシームレスに繋がっており、プレイヤーはそのエリアを自由に駆け回ることができます。

霊馬「トレント」

霊馬「トレント」と共に広大なマップを駆け巡る

また、今作では移動のお供として「霊馬」と呼ばれる馬に乗って移動をすることができます。移動速度も去ることながら、ジャンプで高い位置に登れたりと自分の足だけではたどり着けない場所も。さらに馬上攻撃も可能で、戦う相手によっては零馬に乗っていたほうが有利に戦闘を進めることができるシーンもあります。

 

順路はあってないようなもの。ついつい探索が捗る。

本作ではいわゆる”順路”も用意されているのですが、順路以外に行ける範囲が異様に多くついつい寄り道をしてしまいがちです。特に今作は”見える範囲はだいたい行ける”作りになっているので「あそこに行くにはどうしたらいいんだろう・・・」など試行錯誤を繰り返してしまいます。

雪山と背後にそびえ立つ巨大な黄金樹

雪山と背後にそびえ立つ巨大な黄金樹

また、そんな探索を繰り返していると隠された洞窟を見つけたり、怪しげな建造物を見つけてしまったりと、寄り道が寄り道を呼ぶ巨大な迷路に迷い込んでしまったような感覚に・・・。気づけば順路なんて無視して探索に勤しんでいることでしょう。しかし、その探索が辛くないのがELDEN RING。幻想的なエリアや魅力的なNPCに出会えたり、随所随所にボスが存在しているなど、もっと探索をしたくなってしまう仕組みができています。

神秘的な光景が広がるエリア

神秘的な光景が広がるエリア

かくいう私も、1周目のプレイ時間は100時間を超えていました。順路だけであれば2周目以降で4時間もかからずクリアできたのですが、探索などに時間を費やした結果とんでもないプレイ時間に…。

フレーバーテキストがストーリーを掻き立てる

通常のRPGであれば1から10までしっかりストーリーを説明してくれることでしょう。しかし、そうでないのが「ソウルシリーズ」特徴であり魅力的な部分です。オープニングムービーで主人公が何をすべきかはふんわりと語られているものの、なぜそんなことをしなければならないのかはほとんどわかりません。

メリナ

ストーリー上、必ず会うことになるメリナ(左)。

また、いわゆる王道のRPGとは違い、ダークファンタジー要素が強いゲームなのでストーリー自体にも良い意味での癖があります。アニメで言えばエヴァのような考察要素を含むものと考えてもらえばわかりやすいかと思います。しかも、ストーリー進行上で多くを語られることはありません。

最初期にもらえる回復アイテム「聖杯瓶」のテキスト

最初期にもらえる回復アイテム「聖杯瓶」のテキスト。エルデンリングとは一体…

そこで、ストーリーを考察するのに必要なアイテムが「ゲーム内に存在するアイテムのフレーバーテキスト」なのです。ゲーム内に存在するすべての装備/アイテムにはすべてフレーバーテキストがついています。ストーリー上全く関係ないものもありますが、貴重な装備やアイテムには物語を解き明かせそうなヒントが。とは言うものの、それでも全貌がわからないのがソウルシリーズの楽しいところ。

各々が考察を重ね物語をイメージするのが本当に楽しいので、ストーリーを進めながら、いろいろな考察を進めていただければと思います!

行く手に立ちはだかる強ボス達

今作も強ボスたちが続々登場します!一方、ストーリー上のボスはいわずもがなですが、ストーリー以外のボスが多いのも今作の特徴です。体感ではありますが、ストーリー進行に必要なボスは全体の約1割程度なんじゃないかと…。(もちろん、小ボスみたいなものも含みますが。)

特に、大半の方がストーリー上で一番最初に会敵するであろう「忌み鬼 マルギット」は多くのプレイヤーを苦しめたはず。かくいう私も、初見で何度も返り討ちにされて心折れかけました。

マルギット

ストーリー上、重要な鍵を握っているような佇まいを見せるマルギットさん

そんなとき、救いの手を差し伸べてくれるのが、そう「探索」なのです。
再三にはなりますが、今作は序盤から行ける範囲が異様に広く、探索しているだけでアイテム収集やレベリングが捗ること間違いなし。事実、私自身もマルギットに挫折して10時間ほど周囲を探索した後に再戦を挑んだら意外とすんなり倒せたので、探索の重要性がはっきりと分かりました。

寄り道の末にたどり着いた城

寄り道の末にたどり着いた城。今作はいくつもの城がそびえ立つ

従来のソウルシリーズでは、順路に沿ってボスを倒せばある程度快適に倒せていたという点がありますが、本作では順路通りにストレートだとかなりの技量が要求されるのではないか…とも思います。探索パートはどのエリアも魅力的+隠し要素満載なので飽きずにどんどん探索できるのも本作の良いところなので、強敵に躓いたらぜひ周囲の探索を行ってみてください!

最後に

以上、ELDEN RINGのレビュー記事となります。

実は、ソウルシリーズは大好きなのですが、「ブラッドボーン」や「SEKIRO」は未プレイだったりします。
(ソウルシリーズの雰囲気とは少し異なるので手を出せておらず…)

Steamでは頻繁にセールも来ているので、これを機にプレイしてみるのもありかなと思ったり思わなかったり。とはいえ、まだまだやりたいゲームもたんまり積んでしまっているので、当分先のことかもしれませんがw

ただ、一つ言えることはELDEN RINGはコアゲーマーには必ずオススメできるゲームだということです!購入を悩んでいる方、買うなら今です!遊ぶなら今です!
数多くの魅力あるエリア/ボス/装備/ストーリー・・・とにかく語り尽くせない要素が沢山待ち構えていますので、ぜひご自身の手で一つづつ触れてみてはいかがでしょうか!

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