キャラクター特徴
JPはスト6における設置型遠距離キャラの代表格で、特に初心者には「何をしていいかわからない」相手として知られています。画面全体を支配する設置攻撃と、ワープ・対空などによる守りの強さが特徴です。
長所
- 強力な弾と設置技で主導権を握る
- ゲージを使わなくてもリターンの高い立ち回りが可能
- ワープによる逃げ・攻め両対応の移動手段を持つ
- 投げ・打撃・空中攻撃・ワープと選択肢の多さで崩しに長ける
短所
- 接近されると守りは弱く、近距離が苦手
- ドライブゲージを使わせる展開を強いるが、自分の守りには頼れない
- 設置の読み合いが通じないと、自分から崩す手段が乏しい
立ち回りのポイント
JP戦では、「設置技の対処→近づく→一気に崩す」のループが重要です。相手の思う通りの距離で戦わないことが勝利の鍵になります。
遠距離
- 基本的に不利距離
- アムネジア(当身)やトリグラフ(弾)をガードするだけでドライブゲージを削られる
- 不用意なジャンプや弾の撃ち合いは危険
→ 無理に攻めず、様子見・ガード・パリィの意識が重要
中距離
- JPの設置が最も活きる距離
- しゃがみ強Pや設置攻撃を当ててくるため、ジャンプ・ステップともにリスクがある
→ ドライブパリィや空振り待ちが有効。無理な差し返しは避け、ジャンプ攻撃で一気に距離を詰める
近距離
- JPの明確な弱点。多くの技が発生遅めで、暴れ潰しや連携で崩しやすい
- 相手はワープで逃げようとするため、逃げ読みで動きを抑える
→ 一度近づいたら、とにかく離さずにラッシュ・投げ・暴れ潰しで崩す
注意する技と対処法
トリグラフ(地面から生えるの棘を出す攻撃)
- 見えづらく、出された瞬間に対処しづらい。連携やセットプレイに組み込まれやすい
- ガードするとドライブゲージを大きく削られる
対処法:
- ガードではなくパリィが理想
- 動作が見えたら距離を詰めるきっかけと割り切ることも有効
アムネジア(カウンター)
- 投げのように見えるが、相手の攻撃を読んで使う特殊技
- 投げではなく打撃で潰れるが、ディレイ重ねなどに刺さる
対処法:
- 暴れや2択をかけすぎず、逃げやガードも選択に入れる
- OD版は投げが通らないので注意
しゃがみ大P(対空)
- 立ち強Pからの派生やワープ対空など、ジャンプをしっかり狩ってくる
- ジャンプ攻撃で近づくのが安定しない
対処法:
- 低空ジャンプではなく飛び込みのタイミングをずらす
- 着地攻めの意識を持って、飛ぶなら一気に行動まで繋げる
状況別の対処方法
開幕
- 距離を取って設置や中Pなどのけん制をしてくるのが常套
- 無理に突っ込まず、設置を見てから前進。パリィやジャンプが見られているかを確認
中距離
- JPの本領発揮。トリグラフ・ヴィーハト(ワープ設置)などのフェイント行動が増える
- 動かされる側にならず、自分からラインを押す意識が大切
近距離
- 最大のチャンス。ワープや投げを読んで暴れ潰しや投げ抜け読みの行動を通す
- 攻め継続で逃がさない工夫(めくり、打撃重ね、投げ読み待ち)
画面端
- JPに端を取られると、ヴィーハト設置やトリグラフ連携で脱出困難
- ドライブインパクトなどを強引に通す選択肢も時には必要
→ 画面中央から端に追い込まれない意識と、逃げの準備を普段から持つこと
NG行動
無計画なジャンプ
- 対空トーレや設置で確実に落とされる
- 「近づく=飛ぶ」ではなく、歩き・ガード・パリィを混ぜるのが重要
投げ連打
- アムネジアでカウンターを取られ、大ダメージを受ける
- 「近づいたら投げ」は通用しない
ドライブゲージの無管理
- JP戦は特にドライブゲージの管理が勝敗を分ける
- トリグラフなどのガードだけで消耗してしまうため、無理なラッシュは厳禁
まとめ
JP戦で重要なのは「焦らないこと」です。相手に設置でじわじわと体力やゲージを削られても、慌てず近づくルートを見極めて一気に詰め切ることが大切です。
対策の要点
- 遠距離ではガードとパリィを使い分けてゲージを温存
- 中距離では設置を見て前ステップ・ジャンプで距離を詰める
- 近距離では択を通すより、逃げさせない意識
- ワープや設置の隙を突いて、相手に自由を与えない展開を作る
JPは強力なキャラですが、決して無敵ではありません。初心者でも戦い方を理解すればしっかりと対応可能な相手です。落ち着いて、自分のペースで戦いましょう。