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メンズヘアバーム入門 おすすめと使い方

知ってるようで知らないメンズヘアバームの世界

「メンズにおすすめのヘアバームってどれだろう?」 「ヘアバームってよく聞くけど、ワックスと何が違うの?」

そんな疑問や悩みを抱えて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。最近、男性向けのヘアスタイリング剤の中でも、ヘアバームの種類が増え、注目度が高まっています。選択肢が増えるのは嬉しいことですが、一方で「どれを選べばいいのか分からない」と感じる方も少なくないでしょう。特に、これまでヘアバームを使ったことがない方にとっては、未知の世界かもしれません。

この記事では、そんなメンズヘアバーム初心者の方に向けて、基本から分かりやすく解説します。ヘアバームとは何か、ワックスとの具体的な違い、そしてあなたにぴったりの製品を見つけるための選び方のポイント。さらに、編集部が厳選したおすすめのヘアバームと、その基本的な使い方まで、この記事を読めば全てが分かります。

専門用語はなるべく避け、簡潔で理解しやすい言葉で説明することを心がけました。この記事が、あなたのヘアスタイリングの新たな選択肢を見つける手助けとなれば幸いです。さあ、一緒にメンズヘアバームの世界を探求していきましょう。

ヘアバームって何?ワックスとの違いを知ろう

まず、ヘアバームがどのようなものか、そしてよく比較されるヘアワックスとどう違うのかを理解しましょう。

ヘアバームは、一般的にオイルをベースにした半固形状のスタイリング剤です。主成分として、シアバターやホホバオイル、アルガンオイルといった天然由来のオイルやバター、そしてミツロウなどが使われていることが多いのが特徴です 。  

では、ヘアワックスとの違いは何でしょうか?主な違いは「セット力」「仕上がり(質感)」「成分・用途」にあります。

  • セット力: 一般的に、ヘアバームはヘアワックスに比べてセット力が穏やかです 。ワックスには、ふんわり仕上げるソフトタイプからがっちり固めるハードタイプまで幅広いセット力がありますが、バームは髪を固めるというよりは、扱いやすく整えたり、質感を加えたりすることに重点を置いています 。もちろん、「ハードバーム」と呼ばれるセット力が高めの製品もありますが 、多くの場合、ハードワックスほどの強い固定力はありません。  
  • 仕上がり(質感): ヘアバームの得意分野は、自然なツヤ感やうるおい感(「濡れ感」とも呼ばれます)、そして髪のまとまりや毛束感(「束感」)を出すことです 。一方、ワックスはツヤを出すタイプだけでなく、ツヤを抑えたマットな質感に仕上げるタイプなど、より多様な仕上がりを選べます 。  
  • 成分・用途: ヘアバームは、天然由来成分やオーガニック成分を重視して作られている製品が多く見られます 。そのため、髪だけでなく、手肌や唇の保湿(マルチユース)に使えると謳っている製品も多いのが大きな特徴です 。スタイリング後に手を洗う必要がない手軽さを魅力に感じる人もいるでしょう 。一方、ワックスは主に髪のスタイリング(形作りやキープ)に特化した製品が中心です 。  

このように、天然成分を活かしたマルチユース対応の製品が増えている背景には、よりシンプルで自然なものを好むという、グルーミング全体のトレンドが反映されているのかもしれません。一つの製品で髪も肌もケアできる手軽さは、特に多くの製品を持ちたくない男性にとって大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、「バーム」と「ワックス」の境界線は、時に曖昧です。例えば、「ザ・プロダクト ヘアワックス」という名前の製品は、その成分や機能から一般的にヘアバームとして認識されています 。また、「アリミノ メン ハードバーム」のように「ハードバーム」と名付けられた製品は、一般的なバームよりも強いセット力を持つことを示唆しています 。製品名だけで判断せず、説明文や成分、レビューなどを参考に、実際の特性を見極めることが大切です。  

メンズにとってのヘアバーム: 自然な仕上がりで、髪にツヤやまとまりを与えたい場合に最適な選択肢です。ワックスほどの強いセット力やマットな質感を求めるのではなく、扱いやすさや、成分による髪や肌への優しさを重視する方に向いていると言えるでしょう。

失敗しないメンズヘアバームの選び方

自分に合ったヘアバームを見つけるために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。ここでは、男性ユーザーが特に意識したい選び方のコツを解説します。

セット力で選ぶ

ヘアバームのセット力は、製品によって様々です。大きく分けてソフト、ミディアム、ハードの3段階で考えると分かりやすいでしょう。

  • ソフト: 髪をしっとりまとめたり、自然なツヤを出したりするのに適しています 。髪が柔らかい方や、作り込みすぎないナチュラルな仕上がりが好みの方におすすめです。セット力は控えめです。  
  • ミディアム: 自然な毛流れや束感を表現しやすく、多くのヘアスタイルに対応できます 。程よいセット力で、日常使いしやすいタイプです。  
  • ハード: 髪を根元から立ち上げたり、パーマの動きを強調したり、スタイルをしっかりキープしたい場合に適しています 。ただし、前述の通り、ハードワックスほどの固定力はないことが多いです 。  

自分が目指すヘアスタイルに合わせて、適切なセット力のバームを選びましょう。例えば、アリミノ メンの「ハードバーム」はセット力が高め 、イソップの「ヘアーバーム」はソフトな仕上がりが特徴です 。  

仕上がりの質感(ツヤ・束感)で選ぶ

ヘアバームを使うことで、髪にどのような質感を与えたいかも重要な選択基準です。

  • ツヤ感: ヘアバームの多くは、髪に自然なツヤや、しっとりとした「濡れ感」を与えます 。髪のパサつきが気になる場合は、ツヤ感の出るタイプを選ぶと髪がきれいに見えます 。仕上がりは、「ナチュラルなツヤ」から「ウェット感の強いツヤ」まで様々です 。  
  • 束感: 髪に適度なまとまりを与え、毛束の動きを表現する「束感」も、ヘアバームが得意とする仕上がりです 。  
  • テクスチャーとの関係: バーム自体の硬さ(テクスチャー)も仕上がりに影響します 。一般的に、硬めのテクスチャーはよりはっきりとした束感を、柔らかめのテクスチャーは全体的なツヤ感を出しやすい傾向があります。  

自分の髪質(乾燥しているか、など)や、目指すスタイル(ウェットにしたいか、自然に見せたいか)に合わせて、質感を選びましょう。

香りで選ぶ

ヘアバームには様々な香りの製品があり、選ぶ楽しみの一つです 。香りは個人の好みが大きく影響しますが、メンズ向けとしてよく見られる香りのタイプをいくつか紹介します。  

  • シトラス系(柑橘系): レモン、オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツなど。爽やかで清潔感があり、多くの人に好まれやすい香りです 。ザ・プロダクト(タンジェリン)、N.(マンダリンオレンジ&ベルガモット)、アリミノ メン(シトラスムスク)、オーシャントリコ(クリーンオーシャン)、アロマキフィ(シトラス)などが代表的です。  
  • ウッディ・ハーバル系: 森林やハーブを思わせる、落ち着いた香りです 。大人っぽさやリラックス感を求める方におすすめです。モイ(アロマティックウッディ)、N.(セージ&クローブ)、イソップ(グリーン)などがあります。  
  • フローラル系: 花の香り。製品によっては華やかで、ユニセックスな印象を与えることもあります 。リンク(フルーティフローラル)、オーシャントリコ(ライトブルー)などがあります。  
  • ムスク系・その他: 個性的で深みのある香り 。バブロ(アンバーウッディムスク)、ジョンズブレンド(ホワイトムスク)、SHIRO(スパイシーさのある甘い香り)などがあります。  

ビジネスシーンでは控えめな香りを、プライベートでは好みの香りを楽しむなど、使う場面に合わせて選ぶのも良いでしょう 。  

成分や髪質 使い方で選ぶ

最後に、成分や自分の髪質、そしてどのように使いたいかを考慮しましょう。

  • 成分: 多くのヘアバームが、シアバター、ホホバオイル、アルガンオイル、ミツロウといった天然由来成分を豊富に含んでいます 。これらの成分は保湿効果が高く、髪の乾燥やパサつきを抑えるのに役立ちます 。敏感肌の方や、より自然な製品を好む方は、オーガニック認証の有無(ただし日本の基準は厳密ではない点に注意 )や、シンプルな成分構成の製品を選ぶと良いでしょう。紫外線対策成分 や、敏感肌向け を謳う製品もあります。  
  • 髪質:
    • 乾燥毛・ダメージ毛: 保湿成分(シアバター、ホホバオイルなど)が豊富なバームがおすすめです 。少し重めのテクスチャーがパサつきを抑えるのに効果的な場合があります 。  
    • 硬毛・太毛: 髪が広がりやすい、まとまりにくい場合は、セット力があり、髪を落ち着かせる効果のあるバームが良いでしょう 。硬めのテクスチャーやハードタイプのバームが適していることがあります。  
    • 軟毛・細毛: 重いバームは髪をペタッとさせてしまう可能性があるため、軽い質感のソフトなバームを選びましょう 。  
    • パーマヘア: カールやウェーブを活かし、パサつきや広がりを抑えるのにバームは効果的です 。中程度からソフトなセット力のものが扱いやすいでしょう。  
  • マルチユース: 髪以外に、ハンドクリームやリップクリーム、ボディケアとしても使える製品は、持ち物を減らしたい方や、成分の優しさを重視する方にとって魅力的です 。これは、バームに配合されている天然由来成分が、肌にも優しいことの証左とも言えます。  

このように、最適なヘアバームは一人ひとりの髪質や目指すスタイル、そしてライフスタイルによって大きく異なります。だからこそ、セット力や質感、香り、成分といった要素を自分のニーズに合わせて選ぶことが大切なのです。「天然由来=優しい」というイメージがありますが、それが必ずしも高いセット力に繋がるとは限りません 。スタイリング性能を重視するのか、成分の優しさや多機能性を重視するのか、自分の優先順位を考えて選ぶと失敗が少ないでしょう。  

【比較表】編集部おすすめメンズヘアバーム

数あるメンズ向けヘアバームの中から、特に人気や評価の高い製品をピックアップし、その特徴を比較表にまとめました。製品選びの参考にしてください。

商品名セット力 (目安)ツヤ感 (目安)香り内容量価格帯 (税込)マルチユース
アリミノ メン ハードバームナチュラルシトラスムスク60g¥1,500~¥2,000×
ザ・プロダクト ヘアワックスあり (ウェット)タンジェリン (柑橘系)42g¥2,000~¥2,500
N. ナチュラルバームありマンダリンオレンジ&ベルガモット 他45g¥2,000~¥2,500
LINC ORIGINAL MAKERS HAIR BALM 997あり (ウェット)フルーティフローラル70g¥4,000~¥4,500
OCEAN TRICO ヘアスタイリング バーム クリーンオーシャンナチュラルシトラスムスク (クリーンオーシャン)40g¥1,500~¥2,000
gatsby THE DESIGNER ヘアバームありシャボンフゼア40g¥1,600~¥2,000
BOTANIST ボタニカルヘアバーム弱~中ナチュラルレモングラス&ゼラニウム32g¥1,500~¥2,000
  • セット力・ツヤ感は、製品の特徴やレビューからの目安です。
  • 価格帯は、調査時点での公式サイト、Amazon、楽天市場などの情報を参考にしています。変動する可能性があるため、購入時にご確認ください。
  • マルチユース可否は、製品説明に基づきます。

この表を使えば、例えば「セット力が強めで、香りは爽やかなものがいい」「全身に使えて、価格は抑えめがいい」といった自分の希望に合わせて、候補を絞り込むことができます。詳細な情報は、この後の各製品紹介で確認してください。

【厳選】メンズにおすすめのヘアバーム7選

比較表で紹介した製品を中心に、特におすすめのメンズヘアバームを7つ厳選して詳しく紹介します。それぞれの特徴を理解し、あなたにぴったりの一品を見つけましょう。

アリミノ メン ハードバーム / アリミノ

(図/イラスト: アリミノ メン ハードバームの商品画像)

  • 特徴: メンズグルーミングブランド「アリミノ メン」の代表的なアイテムの一つ。その名の通り「ハードバーム」として、ヘアバームの中では高めのセット力を持ちながら、ワックスほど重くならずに自然なツヤ感を表現できるのが魅力です 。天然由来成分を97%配合しており 、髪への優しさも考慮されています。ショートからミディアムヘアで、動きや束感を出しつつ、スタイルを長時間キープしたい方におすすめです 。シトラスムスクの爽やかな香りは、ビジネスシーンでもプライベートでも好印象でしょう 。  
  • 商品情報:
    • 内容量: 60g  
    • 参考価格: ¥1,664 (税込) (Amazon参考価格) ※販売店により異なる  
    • 香り: シトラスムスク  
    • マルチユース: 不可  
  • リンク:

ザ・プロダクト ヘアワックス / KOKOBUY

(図/イラスト: ザ・プロダクト ヘアワックスの商品画像)

  • 特徴: ヘアバーム人気の火付け役とも言える定番アイテム 。商品名は「ヘアワックス」ですが、シアバターやミツロウなど100%天然由来成分で作られており 、ヘアバームとして広く認識されています。USDAオーガニック認証のシアバター配合で保湿力が高く 、適度な束感とツヤのある「濡れ髪」スタイルを作るのに最適です 。髪だけでなく、リップ、ハンド&ネイル、ボディケアにも使えるマルチユースタイプで、一つあると全身の保湿ケアに活躍します 。爽やかな柑橘系(タンジェリン)の香りは男女問わず人気です 。  
  • 商品情報:
    • 内容量: 42g  
    • 参考価格: ¥2,178 (税込) (公式サイト価格) ※販売店により異なる  
    • 香り: タンジェリン (他にネロリ、ダマスクローズなどもあり )  
    • マルチユース: 可  
  • リンク:

N. ナチュラルバーム / ナプラ

(図/イラスト: N. ナチュラルバームの商品画像)

  • 特徴: 美容室専売品としても人気の高い「N.(エヌドット)」シリーズのヘアバーム 。こちらも天然由来原料のみで作られており 、シアバターなどの保湿成分が髪に潤いと自然なツヤ、束感を与えます 。適度なセット力があり、動きのあるスタイルにも対応 。手に残ったバームはハンドクリームとして使えるマルチユースタイプです 。テクスチャーはやや硬めですが、手のひらで伸ばすとオイル状になり、髪に馴染ませやすいです 。定番のマンダリンオレンジ&ベルガモットの香りの他、セージ&クローブ など、複数の香りから選べるのも魅力です。  
  • 商品情報:
    • 内容量: 45g / 18g  
    • 参考価格: 45g ¥2,200 (税込) / 18g ¥1,320 (税込) (メーカー定価) ※販売店により異なる  
    • 香り: マンダリンオレンジ&ベルガモット / セージ&クローブ / アーバンローズ  
    • マルチユース: 可  
  • リンク:

LINC ORIGINAL MAKERS HAIR BALM 997 / リンクオリジナルメーカーズ

(図/イラスト: LINC HAIR BALM 997の商品画像)

  • 特徴: おしゃれなパッケージデザインと、美容師からも支持される品質で人気のヘアバーム 。オリーブ果実油をはじめとする8種の天然オイルを配合し 、髪に潤いを与えながら、しっとりとしたまとまりとツヤ感、ウェットな束感を表現します 。テクスチャーは柔らかすぎず硬すぎず、伸びが良いと評価されています 。特に、香りの良さが評判で、ゼラニウムやローズ、アンバーなどが織りなす、甘さと爽やかさが共存する上品なフルーティフローラルの香りが長時間持続します 。ハンドクリームとしても使用可能です 。  
  • 商品情報:
    • 内容量: 70g  
    • 参考価格: ¥4,290 (税込) (メーカー定価) ※販売店により異なる  
    • 香り: No.997 (フルーティフローラル)  
    • マルチユース: 可  
  • リンク:

OCEAN TRICO ヘアスタイリング バーム クリーンオーシャン / オーシャントリコ

(図/イラスト: OCEAN TRICO バーム クリーンオーシャンの商品画像)

  • 特徴: 人気美容室「OCEAN TOKYO」がプロデュースするブランドのヘアバーム 。髪をしっとりまとめながら、ナチュラルな動きと束感を作り出し、ほどよいツヤ感で自然な仕上がりを実現します 。油分の配合バランスにより、テカリを抑えつつ、軽い仕上がりとセット力を両立しているのが特徴です 。洗い流しやすく、手肌や髪に残りにくい処方設計も嬉しいポイント 。香りは爽やかなシトラスノートの「クリーンオーシャン」 の他に、フローラルノートの「ライトブルー」 もあります。ジェンダーレスなデザインと香りで、男女問わず使いやすい製品です 。  
  • 商品情報:
    • 内容量: 40g  
    • 参考価格: ¥1,650 (税込) (メーカー定価)  
    • 香り: クリーンオーシャン (シトラスノート) / ライトブルー (ロイヤルフローラルノート)  
    • マルチユース: 可 (手肌への言及あり )  
  • リンク:

gatsby THE DESIGNER ヘアバーム / マンダム

(図/イラスト: gatsby THE DESIGNER ヘアバームの商品画像)

  • 特徴: 人気スタイリストと共同開発された「GATSBY THE DESIGNER」ラインのヘアバーム 。自然で上品なツヤ感を出しつつ、前髪の分け目や根元の立ち上がり、繊細な束感まで自在に作れるのが特徴です 。柔らかめのテクスチャーで髪馴染みが良く、お湯で洗い落としやすいのもポイント 。スキンケア成分(シア脂、ワセリン)を配合しており、手に残ったバームはそのままハンドケアにも使えます 。香りは、清潔感のある天然香料を使用した「シャボンフゼア」の香りです 。トレンドのセンターパートやマッシュスタイルなど、ニュアンスを活かしたスタイルに適しています 。  
  • 商品情報:
    • 内容量: 40g  
    • 参考価格: ¥1,980 (税込) (公式サイト価格)  
    • 香り: シャボンフゼア  
    • マルチユース: 可 (手肌への言及あり )  
  • リンク:

BOTANIST ボタニカルヘアバーム / I-ne

(図/イラスト: BOTANIST ボタニカルヘアバームの商品画像)

  • 特徴: 植物由来成分にこだわった「BOTANIST」ブランド初のヘアスタイリング剤として登場したヘアバーム 。ボタニカルシードオイルや11種類のアミノ酸など、独自の集中補修成分を配合し、髪のダメージを補修しながらスタイリングできるのが特徴です 。人肌でオイル状にとろける柔らかめのテクスチャーで 、髪に潤いとツヤを与え、しっとりとまとめます 。動きのあるウェットスタイルにも適しています 。植物オイルベースで肌なじみが良く、ハンドクリームとしても使用可能です 。香りは爽やかさと落ち着きのある「レモングラス&ゼラニウム」です 。  
  • 商品情報:
    • 内容量: 32g  
    • 参考価格: ¥1,650 (税込) (メーカー定価)  
    • 香り: レモングラス&ゼラニウム  
    • マルチユース: 可  
  • リンク:

これらの製品は、それぞれ異なる特徴を持っています。ブランドの背景(サロン発、オーガニック志向、メンズ特化など)も、製品の個性やポジショニングに影響を与えています。自分の髪質、目指すスタイル、香りの好み、そしてブランドイメージなどを総合的に考慮して、最適なものを選んでみてください。

初心者でも簡単 メンズヘアバームの基本的な使い方

ヘアバームを手に入れたら、次はその使い方です。難しく考える必要はありません。いくつかの基本的なステップとコツを押さえれば、誰でも簡単に自然なスタイリングが可能です。特に、ヘアバーム特有の「つけすぎによるベタつき」を避けることがポイントです。

  • Step 1: 適量を取る まずは少量から始めましょう。目安としては、人差し指の爪の半分程度 、あるいは枝豆一粒分くらい です。バームは伸びが良いので、足りなければ後から足す、という意識が大切です 。髪の長さや量、使うバームの硬さによって調整してください 。  
  • Step 2: 手のひらで温めて伸ばす これが非常に重要なステップです。取ったバームを両手のひらで挟み、体温で温めながらしっかりと擦り合わせます。バームが溶けて透明なオイル状になるまで、指の間にもよく伸ばしましょう 。こうすることで、髪に均一に馴染ませることができます。  
  • Step 3: 毛先や内側から馴染ませる 髪全体にいきなりつけるのではなく、まずは毛先や髪の内側から馴染ませていきます 。襟足や後頭部など、ボリュームが多い部分からつけ始めるのも良い方法です 。根元に直接つけると、髪がペタッとしたり、頭皮がベタついたりする原因になるので避けましょう 。髪全体に均一にいきわたるように、手ぐしを通すような感覚でつけていきます 。  
  • Step 4: スタイリング 全体にバームが行き渡ったら、指先を使って形を整えていきます。毛束をつまんで束感を出したり 、パーマのカールを整えたり、髪の表面を撫でつけてツヤを出したり、ボリュームを抑えたりします。最後に、手に残ったわずかなバームで、前髪やもみあげなどの細かい部分を調整しましょう 。  

使い方の注意点

  • つけすぎに注意: 何度も言いますが、少量から試すことが失敗しないコツです 。  
  • 乾いた髪に使うのが基本: ヘアバームの質感やセット力を最も活かせるのは、乾いた髪に使用した場合です 。濡れた髪に使うと、均一に広がりにくかったり、意図した質感にならなかったりすることがあります(ただし、保湿目的などで湿った髪に使う方法も紹介されています )。スタイリング目的であれば、まずは乾いた髪で試しましょう。  
  • 洗い流し: ヘアワックスよりは洗い流しやすいと言われていますが 、オイルベースのため、シャンプーでしっかりと洗い流すことが大切です 。洗う前にぬるま湯でよく予洗いすると、バームが落ちやすくなります 。  

この基本的な使い方をマスターすれば、ヘアバームが持つ自然なツヤ感やまとまり、束感を最大限に引き出すことができるはずです。特に、手のひらでしっかり温めてオイル状にすること、そして毛先や内側から少量ずつ馴染ませることを意識してみてください。これが、ワックスとは一味違う、ヘアバームならではのナチュラルでこなれたスタイルを作る鍵となります。

まとめ 自分に合うヘアバームで理想のスタイルを

ここまで、メンズヘアバームの基本から選び方、おすすめ製品、そして使い方について解説してきました。

ヘアバームは、ワックスとは異なり、髪に自然なツヤやまとまり、そして適度な束感を与えてくれるスタイリング剤です。多くの製品が天然由来成分をベースにしており、髪や肌に優しいだけでなく、ハンドクリームなどとしても使える多機能性も魅力です。

重要なのは、**「自分に合ったヘアバームを選ぶ」**ということです。目指すセット力、好みの仕上がりの質感(ツヤ感や束感)、好きな香り、そして自分の髪質。これらの要素を総合的に考えて、最適な製品を見つけることが、理想のヘアスタイルへの第一歩となります。

この記事で紹介した選び方のポイントや比較表、そして各製品の詳細情報を参考に、ぜひあなたにぴったりのヘアバームを探してみてください。最初は少量から試してみて、使い方に慣れていくうちに、きっとヘアバームの持つ魅力に気づくはずです。

新しいスタイリング剤を取り入れることで、毎日のヘアセットがもっと楽しく、そしてあなたの個性を引き出すきっかけになることを願っています。

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