前回の記事では初心者である私自身がランク戦をプレイして感じたことを書かせていただきました。今回は、自分がランク戦で勝てた時のことを振り返ってどんなプレイ/戦略をしたときに良い結果を得られたのかをまとめていきたいと思います。初歩的なこともあるかと思いますが、やはり“協調性”が重要なゲームであると感じましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
バイを合わせろ
アンレートでもランク戦でも入れることですが、味方とバイを合わせることは本当に重要です。もちろんジェットやチェンバーなどのウルトが使える時や次のラウンドもバイできる時は別ですが、味方とバイが合わないと、勝てるラウンドを落としたり、自ら不利なバイを作り出したりと全くいいことはありません。
また、中途半端に特定の武器を買い続けるのも避ける方が良いです。自分がプレイしたときにヴァンダルやファントムが買えるのに、ブルドッグやアレスを買い続ける人もいました。得意な武器があることはいいかもしれませんが、武器性能としてはヴァンダルやファントムを買うべきで、使えないのであれば使えるように練習すべきです。練習場でBOT撃ちをするのはもちろん、デスマッチでAIM練習してからランク戦に挑むと良いと思います。
ちなみに自分は基本はヴァンダルを使うようにしてますが、BOT撃ちやデスマッチで調子の悪い時はファントムを使うようにしてます。初弾HSで倒せない可能性がある弱さはありますが、胴撃ちが安定するので落ち着いて撃ち合いができるような気がしてます。
ハマってる戦略はコスれ
特に自分のいる低レート帯などは、勝っている戦略/セットは対策されるまで何度も繰り返しコスり続けるべきです。プレイしてるとわかると思いますが、高レート帯のようにラウンド毎に配置を変えたりすることが少ないので、刺さる戦略はずっと刺さり続けます。アンレートだとフィジカルで解決されることはありますが、ランク戦だと対策することもできるので、勝ちパターンを押し付けるのは有効です。ラウンドを連取することができれば、相手の精神的な部分にもプレッシャーを与えることができます。
以前他の記事にも書きましたが、落ち着いて状況を整理しながらプレイすることが大事なゲームで、相手の精神に揺さぶりをかけることはかなり効果的です。
逆に相手の戦略が刺さり続けてる時は、少しでも対策できるようにすると良いでしょう。センチネルなら違う位置に罠を置く、コントローラーならスモークを時間差で置いておく、デュエリストなら反対側を詰めるなど、自分のプレイにどんな変化を加えられるかを考えるのが大事です。
仮にそれがうまく刺さらなくても、相手に印象を与えることができれば、相手も警戒しないといけない部分が増える=思考を割かないといけない場面が増えるのでこちらのチャンスも見出せるはずです。
戦略が刺さるならコスり続ける、コスられてるならこちらのプレイに変化をつけるなど、臨機応変なプレイを心掛けるようにしましょう。
カバー意識を持て
ラークなど単独行動をしてる時を除いて、味方をカバーする意識をしっかり保つようにしましょう。今、味方がどこに射線を通しているのか、取れているエリアはどこか、また、クリアリングできていない箇所はどこかをイメージしながら動くことが非常に大事です。
自分もよくやりがちなのですが、味方が射線を通している/クリアリングしたと勝手に思い込んでハイドしている敵に気づかなかったり、味方が前に進んでいるのに味方の射線が通っていない箇所を見れておらず先行する味方がやられてしまったりと、カバー意識を持てていないことが原因のデスが多いと感じています。
味方が通してる射線はマップを見ればわかるようになっているのでマップを見る癖をつけるのはもちろん、相手がよくいるポジションやハイドしがちなポジションをしっかりとクリアリングしながらプレイするとチームへの貢献度が高まると思います。
また、味方が打ち合ったらすぐに同じ敵にフォーカスしてあげる/危ない射線を切るようにこちらの射線を通してあげるなどカバー意識を持つことも重要です。とはいっても、どこに敵がいるのか/どんな射線を通せばカバーできるのかは一言で言い表すのが難しいので、プレイしながら慣れるしかないと思います。
ちなみに自分はランク戦などを録画して見直すようにしてるのですが、プレイ中意識していても曖昧なカバーになっていたりと反省点が多いです。カバー意識をしっかりと持ちながらプレイすることで、自然と身につく(と思う)ので、丁寧にプレイすることを心がけたいですね。
最後に
今回は3つのポイントについてお話しさせていただきましたが、いずれを取っても”協調性”が大事であることに間違いはありません。
チームゲームと一言でいっても、フィジカルがあればどうにかなってしまうゲームも多いですが、VALORANTはフィジカルだけでは上手くいかないゲームの代表格だと思います。負けてるときに陥りがちな「自分がなんとかしなきゃ…!」といった使命感は逆に自分を苦しめることになりかねません。味方を頼り頼られながら自分の活躍できる場所を見つけていくことが重要だと思います。
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